フィルムやシートの多くは巻物状態で搬送されるため
コアと呼ばれる紙管やクリーンルーム対応の材質が
PP、ABSなどの丸筒に巻きつけます。
巻きつける際の最初の一層目は図のように盛り上がり
5層、10層、薄い材料だと100層ぐらいに圧痕が残ります。
高価な材料だと数万円に及びます。
それを解消するのがL型溝です。
コアに取り付ける1層目の先端は図の通りL型溝に埋まり、
2層目との衝突がありません。
同時にロスが無くなりますので大きな利益となります。
溝の深さはコントロール出来ます。
フィルムやシートは厚みが変わります。100μの材料なら
90μ~110μの深さを狙います。
深さの単位は10ミクロン毎に設定可能です。
たかが、数メートル、されど。。
高価な材料になるほど、そのコストは計りしれません。
そして量産になるほど。
材料のロスは利益です。ロスを減らす方が売上をあげるより利益率向上に繋がります。
シリンダーで制御しているのでコアの起伏にそって加工しますのでこれまでに無い高品質!
深さの調整は目盛ダイヤルまたはタッチパネルから選べます
世界特許出願済