技術情報 カドマロイド(自動角丸カッター)の佐藤鉄工所

環境を設計する省力化機械メーカー

生涯を懸けたメカ作り

旧型から新型へ大きな改善点

旧型の角丸機で得たお客様からの課題を一挙公開。そして改善に至った新しい独自技術を
ご紹介します。

押さえがあるから女性でも楽々


これまでの旧型は押さえクランプがありませんでした。その為、作業をする際には
自分の手で上部を固定していました。ここにキケンがあります。
片手がふさがることで自由度がきかなくなります。作業効率が落ちます。
ブルーの樹脂パッドが上から下りてきて材料をホールドします。
強弱が調整出来ます。


両手が使える。は
キケンから安全と安心に変わります。











旧型はこの通りテーブルが水平で角度調整が出来ませんでした。







新型は側面部分にあるクランプレバーを緩めてカッターユニットの角度を
自在に変更出来ます。

例えば、滑りやすい表面のフィルムなどはこれぐらいの角度が理想です。
作業効率が大幅改善されたと多くの方から喜ばれています。




限界まで挑戦です。
離型紙など滑りやすい材料用にここまで角度調整が出来ます。





新型は
材料が画像ぐらいに乱れていてもテーブルに載せるだけ。
テーブル角度を付ければ置くだけでOK。
本当に簡単です。









乱れているワークも自動で両サイドのプッシュバーで定位置セット化。
これまでの旧式と違い、毎回手で揃える必要がありません。










上項で説明しましたように、置くだけ。上段に見えますブルーの樹脂ブロックがエアーシリンダーにより
適度な圧力(調整出来ます)で押し固定します。